紀伊山地の霊場と参詣道
10月21日(日曜日)晴れ。週末はお天気に恵まれて絶好の行楽日和となりました。
平成16年7月に世界遺産に登録された。大阪府と和歌山県の境にある、紀伊山地の霊場と参詣道の高野山町石道の起点となる、慈尊院と丹生官省符神社、丹生都比売神社を訪ねた。

慈尊院と丹生官省符神社

古くから女人高野として名高い九度山町の名刹、慈尊院の門をくぐると高野山町石道が始まります。弘法大師の母君は晩年、讃岐国よりここに移り住み、高野山は女人禁制であったため、山下のこの地より高野山の開創を見守ったといわれます。
境内奥の石段を上ると慈尊院の守護神、丹生官省符神社に至ります。石段の途中右手に百八十町石五輪卒塔婆がひっそりとたたずんでいます。

[ 旅と散策2012年10月21日 慈尊院 ]

高野山町石道

高野山町石道は高野山参詣の祈りの道、癒しの道。紀ノ川平野から山上の聖地に至る表参道です。9世紀の高野山開創以降、高野山建設の木材や石材の多くは紀ノ川の水運を利用して九度山町の慈尊院から運ばれました。このとき弘法大師空海によって開かれた道には木製の卒塔婆が建てられ、高野山への道標の役割を担う。これが高野山町石道の起源です。

かつては、町石そのものが信仰の対象で、一つ一つの町石に拝礼し般若心経を唱えながら聖地に向かったそうです。多くの庶民や時の為政者の名が刻まれる町石の歴史に思いを馳ながら、森の自然を楽しみました。

[ 旅と散策2012年10月21日 丹生官省符神社 ]

丹生都比売神社

慈尊院から丹生都比売神社へは、自動車で約30分。特産の富有柿の畑が連なる道路沿いをドライブ、紀ノ川より紀伊山地に入り標高450mの天野盆地「天野の里」に神社は位置します。

丹生都比売神社が創建されたのは、今から1700年前と伝えられ、神社の境内には国重要文化財の楼門、本殿があり、神仏習合の信仰で栄えた往時の面影をたどってみるのもよいでしょう。

[ 旅と散策2012年10月21日 丹生都比売神社 ]
観光しながらお遍路体験
徳島県霊場めぐり

1泊2日のお遍路の旅は、天気にも恵まれ第一番札所「霊山寺」から第十七番札所「井戸寺」17ヶ所のお寺を巡ることができました。途中、郷土料理を味わい、観光地を訪ねての楽しい旅行でした。
次回も1泊2日。第十八番札所「恩山寺」から第二十三番札所「薬王寺」の徳島県霊場の巡拝を終えて、室戸岬を経由して、高知県札所巡拝の予定です。

お遍路の方法と順序

四国八十八ヶ所めぐりには「歩き遍路」「タクシー遍路」「バス遍路」「自家用車遍路」があります。最近の一番人気は「バス遍路」です。バスツアーで気の合った仲間同士で気軽にゆっくりと巡ることが出来ます。歩き遍路はいいのですが、約1,400kmの道のりを踏破しなければなりません。日程と体力に自信のある方にはお勧めです。
私は気ままに観光をしながらのお遍路、自由時間のある「自家用車遍路」を選択しました。

お寺の参る順序ですが、特に決まりはないようです。通常、一番札所からスタートすると何かと便利で効率も良くスムーズにまわれると思います。(巡礼用品の購入や各札所の移動距離も比較的短く雰囲気に馴染む)。お遍路には、一番札所から時計回りに巡る「順打ち」を選ぶ場合が多いようです、日程に応じて、数ヶ寺ことに分割して巡る「区切り打ち」をする人がほとんどです。県ごとに区切ってお参りする「一国参り」。4年に一度のうるう年は、八十八番札所から反時計回りに巡る「逆打ち」は、「順打ち」より3倍のご利益があるとされています。最後に、八十八ヶ寺を無事にまわり終えて結願したら、弘法大使が入定した和歌山県の高野山に「お礼参り」に行くのが慣わしです。
※打つとは… お遍路で札所に参拝することを「打つ」といいます。昔は板に書いた納め札を打ちつけていったことに由来する。

巡拝のシーズンは、春の桜(3月〜4月)、秋の紅葉(10月〜11月)が見頃です。この時期は気候もよく、日も長いので巡拝には最適です。宿泊を伴う場合は、早めのご予約をお勧めします。私は1泊2日の「区切り打ち」、来年中には八十八番「大窪寺」結願し高野山に「お礼参り」に行く予定です。

[ 旅と散策2012年10月6日 四国八十八ヶ所 ]
日本の滝100選「雨乞の滝」
10月7日(日曜日)晴れ。お遍路2日目は、徳島市内ホテルをAM9時に出発した。第11番札所「藤井寺」第12番札所「焼山寺」を巡り、日本の滝百選に選ばれた名勝「雨乞の滝」に立ち寄りました。

雨乞の滝

徳島県名西郡神山町にある雨乞の滝。国道438号線を東進し、神山町内で雨乞の滝の案内板に従って狭い道路を進むと、滝口に無料駐車場(トイレあり)があります。

そこから約650mの急な滝見道をゆっくり登ると約30分、左に雄滝、右に雌滝の雨乞の滝を見ることが出来ます。雌滝の高さ、約45mを3段になって落下する壮大な滝、「日本の滝100選」にも選ばれています。滝見道沿いには、うぐいす滝、不動滝、地獄淵、もみじ滝、観音滝も見ることが出来ます。

雨乞の滝の名の由来は、日照りが続いた時に村人が雨乞いをしたことから名づけられたそうです。

[ 旅と散策2012年10月7日 雨乞の滝 ]
江川湧水源
10月6日晴れのち曇り。一日目の四国霊場は、第一番札所から第十番札所「切幡寺」の参拝を終え、吉野川の川島潜水橋「沈下橋」を渡り、名水百選「江川湧水源」に立ち寄り、今夜は徳島市内のホテルに宿泊する。

江川の湧水(環境省選定全国名水百選)

吉野川市は、2004年10月1日に、鴨島町、川島町、山川町、美郷村が合併して出来た人口47.000人ほど、徳島県で5番目の市になります。旧鴨島町に市役所が置かれ市の中心的位置付けになっていますが、江川湧水は旧鴨島町に位置し、町を流れる吉野川水系江川の水源になっています。

この湧水の特徴は、県天然記念物に指定されている「水温の異常現象」で、その解説がされていました。「大正時代、江川上流に堤防が造られ、吉野川本流から分離された。湧き水は隣の川島町にある城山付近から本流の一部が地下水となり、砂れき層をゆっくり流れ、長い間温められたり冷やされ、地下の定温層を半年がかりで江川に到達する。」という説が有力である。

この湧水の水温は夏季は10度前後に下がり、冬季は20度前後に上昇し、異常水温と呼ばれる現象が生じる。そのため冬にスイレンが咲き、中に住む魚も活発に動き回っています。夏は子供たちが水とふれ合う遊び場として、付近住民の憩いの場として活用されています。また 1年中、四国遍路の休憩所として大勢の遍路に利用されています。普段は殆ど訪れる人はありません。

[ 旅と散策2012年10月6日 徳島観光(川島潜水橋と江川の湧水) ]
阿波市土成町の名物「たらいうどん」
土成地区の郷土料理「たらいうどん」

第七番札所「十楽寺」の参拝を終え、時計を見ると午後1時を過ぎていた。
遅めの昼食は、お遍路コースから少し外れ、土成(どなり)地区の郷土料理「たらいうどん」を食べに行く、十楽寺から自動車で20分程、宮川内谷川沿いに十店ほどが軒を連ねています。
釜揚げうどんは1cmの極太麺、うどんを茹でるのに20分位待って、大きなたらいに入って出てきます。

つけ出汁は、鰹・昆布に鶏ガラや野菜のコクと甘みを加え、さらに溶き卵によってまろやかに仕上げた出汁が特徴です。またうどんには「釜飯」と「若鶏タレ焼き」が、お勧めです。渓谷に流れ落ちる滝を眺めながら、たらいうどんを満喫してきました。

[ 旅と散策2012年10月6日 第七番・十楽寺 ]
徳島県(阿波)霊場
10月6日(土曜日)三連休、晴れのち曇り。
自宅をAM6時に出発、明石海峡大橋を渡り、淡路島を南下、大鳴門橋を渡るルートです。(所要時間:約3時間半)

一番さん「霊山寺」

カーナビの案内する通りに、第一番札所「霊山寺」に、9時半に到着。門前には巡礼用品など販売するお店が並んでいます。はじめての方は、必要なものを買い揃え、身支度を済ませてから仁王門をくぐります。鯉が泳ぐ泉水池を中心に広がる境内は、遍路を巡る人達で混雑しています。

次の札所、第二番札所「極楽寺」第三番札所「金泉寺」第四番札所「大日寺」第五番札所「地蔵寺」第六番札所「安楽寺」第七番札所「十楽寺」を巡った後はランチタイム。

札所参拝手順を紹介

〇殻隋平硫μ隋砲念賣蕕靴洞内へ入る。
⊆蠖綣砲如平紊きれいな場合は口をすすぐ)手を清める。
鐘楼で鐘を撞く(お寺によっては禁止しているところもある。また参拝後は戻り鐘といって縁起が悪いので、鐘を撞かない。)
に榮欧任蓮 納札は納札箱に入れます。灯明(ロウソク)は、奥から立てるのが礼儀です。

注> 他人のロウソクから火を点けないこと、その人の「業」を貰うとされています。 灯明は1本、線香は中心から立てます。(三密を表す3本あげます)
イ賽銭をあげる。(額は得に決まりはありません)
納経する(お経を納める)光明真言を三回繰り返し唱える。
β膸嫺押納札を納める。納札は納札箱に入れます。
灯明(ロウソク)・線香をあげる。お賽銭をあげ、納経する(お経を納める)。
納経所、 納経の証として納経帳・納経軸に墨書・ご朱印をいただく。
「受付時間:7時〜17時まで」納経料は、 納経帳:300円、掛軸:500円、白衣:200円。
┿殻腓鮟个襪箸は、手を合わせ一礼し、左足から出る。
※各札所の所要時間は、納経を含め約30分掛かります。

[ 旅と散策2012年10月6日 四国八十八ヶ所めぐり ]
土佐の清水さば漬け丼
漁師の漬け丼

足摺沖で獲れた新鮮な土佐の清水さばを使った漁師町の漬け丼。甘口の醤油でつくったオリジナルのタレに漬け込み、あたたかいご飯の上に薬味を添えて、そのまま食べるもよし、だし茶漬けにして食べるのも美味です。身がプリップリで舌の上弾けるような食感に驚きました。他にも、鯖のお刺身、たたき炙りなど…
[ 旅と散策2012年9月16日 足摺岬 ]
四国八十八ヶ所めぐりを始める
遍路の旅
道後温泉(愛媛県松山市)から四国最南端の足摺岬(高知県土佐清水市)四国ドライブ旅行の際、足摺岬の背後の高台に、四国八十八ヶ所・第三十八番札所「金剛福寺」が建っていた。遠くて再び訪れる機会がない足摺岬から、四国八十八ヶ所の霊場めぐりを始めるきっかけとなりました。

四国最南端の「金剛福寺」

9月17日(月曜日)敬老の日。大型台風16号が九州沖を通過、朝から風雨が強まり最悪の天候。

早朝、金剛福寺の本堂と大師堂をお参りし、納経所で納経軸を買い求め墨書と朱印をいただき、御影(本尊の写し)も受け取る。境内は36.000坪あり、本堂をはじめ、大師堂、多宝塔、十三石塔などが建ち並ぶ大道場が広がっています。

参拝を済ませて境内を出ると、足摺岬灯台、白山洞門など断崖の続く美しい海岸風景が楽しめますが、当日は台風の影響で海は大荒れ模様。帰宅を急ぎ途中、高知県高岡郡四万十町の第三十七番札所「岩本寺」にも立ち寄り参拝する。
今回の四国ドライブの走行距離1.200km。

[ 旅と散策2012年9月17日 第三十八番札所・金剛福寺 ]
[ 旅と散策2012年9月17日 第三十七番札所・岩本寺 ]
四国最南端の岬に建つ「足摺岬灯台」
9月16日旅行2日目(日曜日)雨。朝から台風16号の影響であいにくの雨模様。
今日は松山市から砥部町(砥部焼有名)を通り、久万高原方面へ。愛媛県と高知県の県境にある、「四国カルスト」標高1500m。大自然のロケーションを楽しみにしていましたが、高原は台風の影響で横なぶりの雨と強風で視界不良、一路足摺岬に向かって車を走らせた。

ホテル(足摺岬)をナビに入力すると、到着予定時間がなんと夕方、時間の掛かり過ぎに驚く。地元の人に聞いてみると高速道路がなく、道路が曲がりくねり、走行距離の割合には時間が掛かるとのこと。足摺岬を甘く見過ぎていました。「さすがに遠かった」

足摺岬灯台

四国最南端の岬に建つ足摺岬灯台。日本で最初に黒潮本流が直接ぶつかる全国でも唯一の場所です。
展望台が2ヵ所あり、どちらも視界は270度 (東は足摺岬から西は叶崎までの海岸美が一望できます)。足摺岬の断崖にたつ、白亜の灯台。高さ18m。光度200万カンデラ。光達距離38km。わが国でも最大級の灯台のひとつで、大正3年(1914)に点灯されて以来、すっと沖をいきかう船の安全を見守りつづけています。「日本の灯台50選」
台風の影響が強まり、風雨とも強まる前に、ホテルにチェックインした。

[ 旅と散策2012年9月16日 足摺岬灯台 ]

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