25、病気から逃げない「後編」
元気で笑いながら過ごせる幸せ

私は8年前に大腸がんが見つかりましたが、手術によって大事には至りませんでした。 その時、自覚症状はまったくありませんでした。たまたま健康診断を受けて、便に陽性反応(血が混ざっていた)があり、再検査した結果、がんが見つかりました。それまでの私は、どちらかと言えば病院に行くことを避けていた、逃げていたところがありました。がんの大きさは5cmほどになっていて、すぐに総合病院へ紹介状を書いてもらい外来検査をした後に入院、そして開腹手術を行いました。術後の病理組織検査で、他の部位への転移がないことを知り、ひと安心しました。大腸がんの場合、5年以内に再発しなければ、完治の一つの目安になっているそうです。

現在、保険会社のテレビCMで人気ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が「がんから逃げないことです」と言っています。まったくそのとおりだと思います。私自身もそれまでの病院嫌いを改め、退院後はがんの定期検診を毎年受けるようにしています。今でも少し副作用は残っているものの仕事や生活にはまったく支障はなく、元気に過ごしています。また、術後1年目からは、仕事ばかりの毎日で行けなかった旅行にも積極的に出かけるようにしています。旅先ではついつい美味しいものを食べ過ぎてしまい、逆にメタボが心配になっているほどです。

今も病床で、がんのほか、いろんな病気と闘っている患者さんが多くいることを考えると、私は本当に幸せ者だと感じます。がんになり、それを克服したことで人生観も変わったように思います。仕事や生活に対する考え方が大きく変わりました。元気で笑いながら毎日が送れ、しかも働くことができることは、本当にありがたく、幸せなことです。やり残していることがたくさんあります。「こんなことをしてみたい」「あんなこともしてみたい」と思うことがあります。今は悔いのない人生を送りたいと思っています。まだまだ生きることに未練があるのでしょうね。性格も少しは穏やかになってきたような気がします。失うものは何もないと言えば嘘になりますが、せめて平均寿命までは身体に不自由なく、元気で過ごせればそれで良いと思っています(少し欲張りでしょうか?)。

要介護状態や認知症、また脳梗塞などで身体が不自由になられた方など、いろんな人たちを見てきましたが、自分はなるまいと思っていても、病気は何の前触れもなくやって来るものです。「早期発見・早期治療」と言いますが、病院に行かなければ発見も治療もできません。読者の皆様で、少しでも心当りのある方は、早めに病院へ行くようにしてください。
24、病気から逃げない「前編」
身体も定期的な点検が必要

私は今年で60歳になりました。60歳にもなると、誰しも病気の一つや二つを抱えているもので、毎日、何種類もの薬を飲んでいる人もめずらしくありません。病気といかにうまく付き合っていくのかが大切になってきます。
 
また、最近、友人や知人など私の周りの人たちが相次ぎ病気を患ったり、同年代のお客さまからがん保険などの給付金の請求が多くなってきました。 そういう話を聞くと、やはりショックです。先日も当社のお客さまが子供を残して、がん発病後6年目でこの世を去りました。 
直腸がんが見つかり、何度も入退院を繰り返し、頑張っておられました。 気丈夫な方でしたが、さすがに“がん”には勝てなかったようです。 
最期は痛みで苦しむこともなく、穏やかに息を引き取られたと奥様からお聞きしました。

がんで手術をした経験から言えば、早期発見が何よりも大切なことだと痛感しています。私自身も「もう少し早く病院に行って検査をしておけば…」と、今さらながら後悔することがあります。少し言い訳になりますが、団塊の世代であるわれわれは、子供の成長だけを楽しみに、今の年齢になるまで、とにかく無我夢中に一生懸命働いてきました。しかも、団塊の世代は仕事大好き人間が多く、病院に行く時間も惜しみ、自分は病気にはならないだろうという変な思い込みがあるのも確かです。それが、命取りになることもあり得るわけです。さらに、がんを発病する要因としては、喫煙、飲酒、過労、ストレス、病院嫌いなどが挙げられます。とにかく、いくら忙しくても、年齢に関係なく、定期的に検査を受けることが大切です。

車に例えるなら、スピードの出し過ぎや無理な運転を繰り返していると、すぐに車がダメになり、故障しがちになります。ただ、車の場合は、法定点検や6か月点検など定期的に点検(車検は定期的に決められています)することで安全が保たれ、途中でエンジンが止まるようなトラブルを未然に防ぐことができています。人間もまったく同じです。定期検診によって、大病や急病を未然に防ぐことができ、急に心臓が止まるようなことが少なくなります。日ごろの検査が、いかに大切かが理解できるはずです。また、定期的に検診を受けていれば、早期発見・早期治療が可能であり、症状も軽く、完治も早くなります。 やはり、人間も車と同じように日ごろからの定期的な検査によって、健康で元気な暮らしが送れるようになります。サラリーマンであれば、基本的に会社が健康診断を受けさせますが、自営・個人事業主の場合だと、自ら病院に出向き、受診することになるため、その機会があまりにも少ないのが現状です。

■女性特有のガンの受診率
女性特有のガンは、早期に発見し治療すれば、完治する可能性が高いのとともに、乳房・子宮をとらずにすむ可能性が高くなります。女性特有のガンは若い世代の方が罹患する可能性が高いので、早め・定期的な検診が必要です。しかし、最先端の医療機器の設置割合ではトップにもかかわらず、欧米に比べると日本のマンモグラフィ受診率・子宮頸ガン検診率は低くなっています。( OECD 2007 )

マンモグラフィ受診率
日本    イギリス   アメリカ   ドイツ    フランス   スウェーデン
4.1%    69.5%    60.8%      −     72.8%     83.6%

子宮頸ガン検診率
日本    イギリス   アメリカ   ドイツ   フランス   スウェーデン
23.7%   69.8%    82.6%   55.9%   74.9%    72.0%

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